リアクションが命

私は出川哲朗さんがわりと好きだ。他にダチョウ倶楽部の上島竜兵もすきだし森三中もわりかし好きだ。 

でも、彼らがひどい目に遭うのはあんまり好きじゃない。 

でも彼らは「自分たちがひどい目に遭うと笑顔になる人がいる」と頑張って、それがアイデンティティでもあるのかもしれない。それが少し悲しい。 

 

リアクション芸はとても好きだ。出川が熱いものをアチチ、マジでアチーヨ、マジで!ってあわあわするとこは何度見てもなんか笑ってしまう。 

あと、ダチョウ倶楽部が「じゃあおれがやる」「いいや、俺、俺」「いや、俺が!」「どーぞどーぞ」とやるくだりや、竜ちゃんが「くるりんぱ☆…ウケねーじゃねーか!」と帽子を投げつけて半泣きになるのも好きだ。 

でも、それは出川哲朗や上島竜兵がひどい目にあってるから好きなのではない。 

 

私が好きだな、おもしろいなあ、と思うのは彼らが悲壮感たっぷりにやっているのにどこか生き生きしているところがひとつ、もうひとつは周りの人がみんな、彼らがリアクションできるように、それがウケるように、一丸となって盛り上げているところだ。 

 

「じゃあ俺がやる」ダチョウ倶楽部のリーダーが言えば、そこにいるタレントみんな、「いや僕が」「私が」ってやるし、竜ちゃんが「いいや、俺が」と言ったらみんな「どーぞどーぞ」ってやる。 

出川がほんとに大変だったんだって話をしたら、みんな「嘘でしょ?」「いやいや…」って出川が「リアルで」とか「ガチなんだって!」っていうまでからかう。 

 

自分だけ目立ちたい、って感じではだめで、みんなが番組を盛り上げたい、って気持ちがあって、自分が目立つかどうかより、全体を盛り上げている瞬間で、それがすごくスリリングでおもしろい。 

それで、たいがいリアクション芸人がどんなリアクションしていたか、見たあともしっかり覚えているのに、誰が彼らをいじめていたかなんて覚えていない。 

そういうのがリアクション芸だ。 

 

同じようなのに バレエの白鳥の湖がある。 

 

バレエの白鳥の湖では、クライマックスでものすごい数の白鳥の役の人が郡舞を踊る。一糸乱れぬ揃った踊りに圧倒される中で、ヒロイン、オデット姫の超絶難易度の踊りがはじまる。 

オデット姫は美しい舞を踊るのではない。苦痛で叫びたくなるような思いを、爪先の先まで満ちさせて苦しい苦しい踊りを踊る。 

オデット姫が倒れるまで踊りをやめさせない、とでもいうように、白鳥の群舞が圧倒的迫力で踊り続ける。 

音楽が終わったとき、観衆は群舞の一糸乱れぬ様も、オデット姫の超絶難易度の技も、なんにも覚えていない。 

頭の中にあるのはオデット姫の怒りや苦しみと、熱い気持ちの熱の気配の残りだけである。 

そうあって初めて、白鳥の湖は成功したといえる。 

 

リアクション芸もそういうチームワークの芸であると私は思う。 

 

リアクション芸人をいじめたらかわいそう、では彼らの居場所はなくなると、思っている芸人さんや、テレビ番組スタッフはたくさんいると思う。 

より彼らが苦しむような工夫をすることで、彼らに居場所を、と思っているスタッフやタレントさんもいるだろう。 

下手したらリアクション芸人本人もそう思っているだろう。 

でも、新しいいじめが残酷であればあるほど、視聴者は引いてしまう。それは視聴者が優しいからじゃない。そんな残酷な仕打ちに笑ってしまう自分が嫌な気持ちの方が勝つからだ。 

リアクション芸人がリアクションするいやなことなんか、お約束でいいし、ワンパターンでいい。 

熱湯風呂が出てきたら、それがぬるま湯でもええ湯加減でも、彼らなら笑わせて見せられるはず。 

そこをリアクション芸人本人も信じてほしいなと思う。 

 

たぶん、リアクション芸人たちは悲しいくらい一生懸命なのだ。それで、自分たちが苦しみを我慢するのがプロ根性、それができなきゃ芸人失格、と思っているだろう。 

バブルのときとかは、みんな享楽的で人の痛みに今よりは鈍感だったからそれでもウケたが、今は、みんな苦しみの中にいて、みんな疲労していて、みんな人の痛みに敏感だ。 

誰かが誰かをいじめるようなことをツイートすれば加害者を特定する者がいて、叩くものが出る。 

「泣ける」映画が流行する。 

 

 

みんな、優しくしてほしくて、みんな、だからこそ自分が「優しい人」でありたいと思っている。 

今はそういう時代だ。

 

そういう時代を生き抜くにはどうすればいいか、リアクション芸人さんたちはどこに居場所をもつべきか。 もうちょっと考えてみてほしい、とテレビ番組には願わずにはいられない。 

実態は分からないが、彼らがもし裏で栄養ドリンクとか精力増強の為の薬とかで、元気を付けているようなぐらいキツイ生活をしているんだったら尚更。

本当にリアクション芸人をいじめようと思ったら、彼らをドッキリなしで毎日かわいがり、もてなせばよい。あっという間に彼らは姿を消すだろう。 

 

でも、そうじゃない、本当にいじめたいわけじゃないなら、視聴者は何を望んでいるか、よく見て考えるべきだと思う。 

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